台湾式の本格的なポップコーンチキンのレシピです。
台湾では、鹽酥雞(イエンスージー)といって、夜市や屋台のB級グルメとして、とてもポピュラーな鶏の唐揚げになります。香辛料と塩、胡椒の効いた味付けが特徴です。
今回のレシピでは、五香粉と地瓜粉を使うことで、かなり本場の味に近くなっていると思います。
ジューシーな鶏もも肉と、衣のザクザクとした食感。そして中華独特の香辛料の香りが、食欲をそそる、ひとくちサイズの台湾唐揚げです。
この記事のもくじ
台湾式ポップコーンチキン(鹽酥雞)の作り方
鶏肉を漬け込む時間はありますが、調理自体は30分もかかりません。
動画で観たい方はこちら
台湾式ポップコーンチキンの材料(6個分)
- 鶏もも肉1枚 約300g
- バジル
- ニンニク 一片
- 五香粉 小さじ1/2
- 砂糖 小さじ1/2
- 塩 ひとつまみ
- 胡椒 少々
- 醤油 大さじ1
- 酒 大さじ1
- 卵白 1個分
- 地瓜粉
- ホワイトペッパー(白胡椒) 少々
地瓜粉は通販しないとなかなか買えないと思います。ザクッとした食感の決め手なので、本格的に作りたい方は使ってみて下さい。
五香粉はスーパーの香辛料コーナーに置いてあると思います。これを使うだけでどんな料理も簡単に、本格的な中華料理っぽくなります。
あと、最後にかける胡椒はホワイトペッパーのパウダーがおすすめです。
地瓜粉の使用に加えて、2度揚げすることで、よりカラッと、ザクザクッとした仕上がりにしています。
1、鶏もも肉をひとくちサイズに切ります。
2、ニンニクをすりおろします。もちろんチューブのニンニクでもOKです。
3、切り分けた鶏もも肉をボールにいれ、すりおろしたニンニク、砂糖、醤油、酒、五香粉、胡椒を加えます。
4、よく混ぜて馴染ませます。
5、ラップをして、3~6時間ぐらい漬け込みます。冷蔵庫で一晩置いちゃっても大丈夫です。
6、漬け込んでいる間に、バジルを洗って、葉を茎から取っておきます。後ほど、油で揚げるので、水分はよく拭き取っておきましょう。
7、漬け込んだ鶏もも肉に、卵白を加えてよく混ぜます。
8、こちらが地瓜粉です。粒が粗いので、ザクザクしたクリスピーな食感になるのが特徴です。
9、7の鶏肉に地瓜粉をまぶしていきます。
10、全体にまぶしたら、バットにあげておきます。
11、160℃ぐらいに熱した油で揚げます。
12、薄っすら色づいたところで、一旦取り出し、3分ぐらい時間を置きます。
13、190℃ぐらいまで油の温度をあげて、12を再度揚げていきます。
14、こんがりときつね色になったら取り出します。1分もかからないので、火を通し過ぎないように気を付けましょう。
15、少し油の温度が落ちてきたところで、バジルを揚げます。(動画では温度が高くて、油跳ねまくっています…汗)気を付けて下さい。
16、お皿に盛りつけたら、塩とホワイトペッパーを、少し多めに振りかけて完成です。
実食
鶏肉を揚げはじめると、五香粉のお陰で、台湾の夜市にいるかのような、中華の香りが部屋に充満します。空腹を刺激されてヤバいです。
いざ、カリカリに揚がった唐揚げを、ザクッと噛むと…
鶏肉の旨みがジュワッと溢れると同時に、五香粉がフワッと香ります。
ひとくちサイズで食べやすいこともあって、パクパク食べれる危険なやつです。主菜としてはもちろんですが、ビールやハイボールのつまみとしても最高です。
台湾式ポップコーンチキンを作るのに使用した材料
今回、この台湾式ポップコーンチキンのレシピで使用した具体的な商品の紹介です。地瓜粉や五香粉は、あまり馴染みがないという方もいると思うので、参考にしてみて下さい。