本格点心!海老蒸し餃子(水晶蝦餃)のレシピ

海老蒸し餃子(水晶蝦餃)

今回は皮から作る本格的な点心、蒸し海老餃子のレシピです。蒸すと透明になる水晶皮で包むので、中国では水晶蝦餃というふうに呼ばれています。

身近なところだと、セブンプレミアムの「レンジで蒸し海老餃子」(セブンイレブンの冷凍食品)を想像してもらえれば近いです。ただ味を再現しようとかは考えてないので、ご注意を。

もちもちの皮と、ぷりぷりの海老の食感がたまらない蒸し餃子。本格的な点心を、おうちで楽しんでみて下さい~!

海老蒸し餃子(水晶蝦餃)の材料(21個分)

  • 浮き粉 100g
  • 片栗粉 30g+30g
  • 塩 ひとつまみ
  • 熱水 190ml
  • 油 小さじ1

  • 海老 200g
  • タケノコ水煮 30g
  • 豚バラ肉 30g
  • 生姜 10g
  • 塩 小さじ1/2
  • 砂糖 ひとつまみ
  • 白胡椒 少々
  • 片栗粉 5g
  • 卵白 大さじ1
  • 酒 小さじ1
  • 醤油 小さじ1
  • オイスターソース 小さじ1
  • ごま油 小さじ1

海老蒸し餃子(水晶蝦餃)の作り方

ざっくりした手順は下記になります。動画では海老の下ごしらえ(皮剥き、背ワタ取り)は省いています。

  • 海老の下ごしらえ(15分)
  • 具材を切って、味付けして混ぜる(15分)
  • 皮をつくる(20分)
  • 皮を伸ばして包む(20分)
  • 蒸す(6分)

大体80分ぐらいですが、初めてつくる方だと、皮を伸ばして包むところで、もう少し時間がかかるかもです。

材料で手に入りづらいのは、浮き粉だと思います。スーパーだとあまり見かけませんが、通販や製菓材料店で買うことができます。透明な皮をつくるのに、浮き粉は必須なので、海老蒸し餃子(水晶蝦餃)をつくる際は、用意しておきましょう。

その他の材料は、スーパーで買えるものばかりです。

海老は半分叩いてミンチにして、半分は食感が残るように荒く切りました。他の具材は、みじん切りして混ぜるだけです。

皮を伸ばすとこは少し慣れが必要かも。私もまだまだ練習中です…

本場の料理人は中華包丁で皮を伸ばすのですが、持ってないのでカードで伸ばしてます。麺棒でもいけますが、ちょっと伸ばしづらいです。

豚肉はちょっとだけいれると、コクが増します。逆にサッパリ食べたい場合は、入れなくても大丈夫です。

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1、海老の殻をむき、背わたを取っておきます。

2、半分は包丁で叩いてミンチ状にします。

3、もう半分は、食感が残るように荒く切っておきます。

4、タケノコの水煮をみじん切りにします。

5、生姜をみじん切りにします。

6、豚バラ肉を、包丁で叩いてミンチします。豚ひき肉を使ってもOKです。

7、海老をボールに入れ、塩を加えて、よく混ぜます。

8、叩いた豚肉、タケノコ、生姜を加えます。

9、酒、醤油、オイスターソース、砂糖、白胡椒、卵白、ごま油を加えます。

10、よく混ぜます。

11、粘りが出て、具材が一体になったら、片栗粉を加えます。

12、さらによく混ぜます。

13、ラップをして、冷蔵庫に入れておきます。

14、ボールに浮き粉と片栗粉、塩を入れます。

15、熱湯を注ぎ入れます。

16、よく混ぜます。

17、ある程度混ざったら、手で捏ねていきます。

18、片栗粉を加えます。

19、一体になるまで捏ねていきます。

20、台の上に出して、なめらかになるまで捏ねます。

21、油を加えて、さらによく捏ねます。

22、表面がつるんと滑らかになったら、ラップで包んで10分休ませます。

23、生地を半分に切って、ころがして棒状にします。

24、1個14~15gぐらいに切っていきます。

25、丸めます。

26、乾燥しやすい生地なので、ラップや濡れ布巾をかけておきます。

27、冷蔵庫から具を取り出します。

28、カードに油を塗ります。(本来はカードではなく中華包丁を使用します。)

29、丸めた生地を、上から押しつぶします。

30、カードで押し広げるようにして、生地を薄く伸ばし、水晶皮をつくっていきます。

31、皮の中央に具材を乗せます。あまり多いと溢れるので、感覚的にはちょっと少ないかな?ぐらいで、丁度良いと思います。

32、ひだを寄せながら包んでいきます。自分もあまり上手ではありませんが…動画を観てもらえると包み方が分かりやすいと思います。

33、頑張って包んでいきます。

34、全部包み終わったら、蒸籠にクッキングシートやレタスを敷いて、包んだ海老蒸し餃子を並べていきます。

35、沸騰した鍋の上に蒸籠を乗せ、強火で約6分蒸します。

36、蒸し終わったら、完成です。

実食

水晶皮独特のもちもちっとした食感と、荒く切った海老のプリっとした弾力。そこに、タケノコと生姜のアクセントが加わり、かなりいい感じに仕上がってるかなと思います。

海老をたっぷり使ってるので、海老の味もしっかり楽しめます。

ちょっと具材の色が茶色くなり過ぎたので、海老のピンク色を目立たせたいなら、醤油とオイスターソースは、もう少し控えめの方が良さそうです。

蒸す前の段階で冷凍しておくこともできるので、海老が安いときにまとめて作って、冷凍しておくと便利です。