とんでもなくホワホワでしっとり。ひきの強い生食パンの作り方です。「乃が美」や「に志かわ」などで話題の高級食パン風のレシピになります。
しっとり感とコクを出すために、生クリームとハチミツを多めに使っているのが特徴です。また、少し低めの温度で焼くことで、耳まで柔らかになっています。
この記事のもくじ
生食パンの作り方
作り方は普通の角食パンと同じです。ただ、このレシピの配合はかなりベタつくので、捏ねにくいです。動画見てもらえると分かるのですが、ベッタベタです。
初めて手ごねでパン作りをする人には、ちょっと難易度高めかもしれません。ホームベーカリーがある方は、一次発酵まで任せてしまいましょう。
動画で観たい方はこちら
生食パンの材料(1斤分)
- 強力粉 150g
- 最強力粉 100g
- はちみつ 30g
- 生クリーム 80g
- 牛乳 80g
- 水 50g
- ドライイースト 3g
- 塩 4g
- 砂糖 10g
- 無塩バター 20g
最強力粉は、強力粉に置き換え可能ですが、ひきの強い生食パンを目指すなら、最強力粉がおすすめです。
生クリーム、牛乳、バターと油脂たっぷり使用しているのと、ハチミツが多く入るのが特徴です。生食パンにコクと甘み、しっとり感を出すのに不可欠となります。
今回、生クリームは脂肪分47%のものを使用しました。
1、ボールに強力粉、最強力粉、砂糖、ハチミツ、塩、ドライイーストを計量して入れます。
2、室温にしておいた生クリームと牛乳、30~40℃ぐらいのぬるま湯を合わせます。
3、1のドライイースト目がけて注ぎ入れます。
4、ゴムベラで混ぜます。
5、ある程度まとまったら台に出して捏ねていきます。
6、最初はかなりベタつきます。台に押し付けるように捏ねたり、カードですくいあげて叩き捏ねをしながら頑張って捏ねましょう。
7、薄くのばしても切れないぐらいまで、しっかり捏ねます。
8、バターを加えます。
9、表面がなめらかになり、先ほどのように薄くのばしても切れなくなるまで、捏ねていきます。
10、乾燥しないようにラップをして、約2倍の大きさになるまで一次発酵させます。
11、発酵が終わったのがコチラです。
12、ガスを抜きながら丸め直します。
13、生地を2分割して、丸め直します。
14、15分ベンチタイムを取ります。
15、生地を長方形に伸ばします。
16、閉じ目を押さえながら三つ折りにします。
17、麺棒で伸ばし、端から丸め、俵型に成型します。巻き終わりはしっかり閉じます。
18、2つ出来たら、やさしく型に詰めます。
19、型の8割ぐらいの高さになるまで二次発酵させます。
20、発酵が終わったら、型に蓋をします。
21、180℃のオーブンで15分。そのあと160℃に下げて、さらに15分焼きます。
22、焼きあがったら、型ごと落とし衝撃を与えて、蒸気を抜きます。
23、クーラーの上に置き、荒熱が取れたら完成です。
実食
パンにしっかりコクと甘みがあるので、何もつけずにこのままペロッと1斤食べれちゃうんじゃないかと思える美味しさです。
ただ、カロリー的に恐ろしいので、半分で止めときます…。
注意点としては、焼き立てにかぶりつきたくなると思いますが、荒熱があるうちはNG。少し冷めてから食べた方が美味しいです。
誰にプレゼントしても喜ばれるというか、また作ってとお願いされる生食パンなので、是非一度作ってみて下さい。有名店の行列に並ぶよりも作っちゃいましょう。
生食パンを作るのに使用した材料と道具
今回、この生食パンのレシピで使用した具体的な商品の紹介です。もちろん、ここで紹介するものでなくても大丈夫ですが、材料や道具を買い足す際に、参考にしてもらえればと思います。