チョコレートガナッシュを挟んだ、ラングドシャクッキーのレシピです。
先日クリームパンのレシピを紹介しましたが、カスタードクリームをつくると、どうても余ってしまう卵白消費も兼ねてラングドシャを焼きました。
バターと卵白の分離にさえ気を付ければ、結構簡単に作れるので、卵白の使い道に困ったときに、試してみてください。
この記事のもくじ
ラングドシャクッキーのガナッシュサンドの材料(10個分)
チョコガナッシュ
- チョコレート 100g
- 生クリーム 50g
- 無塩バター 20g
ラングドシャクッキー
- 無塩バター 30g
- 粉糖 30g
- 卵白 30g
- 薄力粉 30g
- アーモンドプードル 10g
- バニラオイル 少々
卵白30gで作れるラングドシャの枚数に比べて、ガナッシュは多めの分量になっています。半量で作っても足りると思いますが、作りにくくなると思うので、この量にしました。
ラングドシャを倍量にしたり、余ったガナッシュを、パンに塗ったりして活用して下さい。
ラングドシャクッキーのガナッシュサンドの作り方
作業時間は、ガナッシュつくるの含めて45分ぐらいだと思います。ブラス焼き時間が25分ぐらい。途中、生地を休ませたり、冷ましたりする時間は必要です。
ラングドシャの作り方の注意点としては、卵白とバターを、必ず室温にしておくこと。冷蔵庫から出したばかりの冷えた状態だと、うまく混ざらず分離してしまいます。それさえ気を付ければ、混ぜて、絞って、焼くだけです。
今回は、ガナッシュを挟みましたが、もちろんラングドシャだけでも美味しく食べられます。
卵白とバター、砂糖、薄力粉、全部同量でOKなので、余った卵白の量を計って、それに合わせると無駄になりません。アーモンドプードルは卵白の分量に対して20~30%ぐらいを目安に入れましょう。
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まずはチョコレートガナッシュから作っていきます。ラングドシャで使用するバターと卵は、室温にしておきます。
1、チョコレートを刻んで、ボールに入れておきます。
2、沸騰直前まで生クリームを加熱します。
3、刻んだチョコレートに注ぎ入れます。
4、チョコレートを溶かすように、ゴムベラで混ぜます。
5、溶け切らないと思うので、湯煎して溶かしていきます。面倒なら電子レンジで溶かしてもOKです。
6、無塩バターを加えて、溶かします。
7、完全に溶けたら、ラップをして室温で冷ましておきます。
ここから、ラングドシャを作っていきます。
1、卵白を切るようにして、溶きほぐします。
2、無塩バターをクリーム状になるまで練ります。
3、粉糖を加えて、すり混ぜます。
4、室温の卵白を5~6回に分けて加え、その都度なめらかになるまでしっかりと混ぜます。ゴムベラで混ぜにくい場合は、泡立て器を使ってもOKです。
5、バニラオイルを加えて、混ぜます。
6、薄力粉、アーモンドプードルを振るい入れます。
7、粉っぽさがなくなるまで、切るように混ぜていきます。
8、ラップをして冷蔵庫で30分ぐらい休ませます。
9、冷蔵庫から出したら、軽く混ぜ合わせ、丸口金を付けた絞り袋に入れていきます。
10、天板に絞っていきます。
11、天板の底を叩いて、生地を平らにします。
12、170℃で12分焼き、110℃に温度を下げて、さらに10~15分焼きます。オーブンによって、色の付き方、焼け方が違うので、様子を見ながら調節しましょう。
13、クーラーの上で、しっかり冷まします。
14、チョコガナッシュを絞り袋に入れます。
15、よく冷ましたラングドシャクッキーに、お好きな量のチョコレートガナッシュを絞ります。
16、もう1枚のラングドシャで挟み込んだら完成です。
実食
ラングドシャ特有のサクッとした食感と、口に広がるバターの風味。サンドしたチョコレートガナッシュの口溶けもよく、バランスよく仕上がってると思います。
ひとくちサイズのころんとした、ラングドシャクッキーは、パクパク口に放り込めるので、今回の卵白約1個分の量だと一瞬で完食です。
たぶんガナッシュが余り気味になると思うので、せっかく作るなら卵白2個以上がオススメです。