カスタードクリームの折り込みパンのレシピです。カスタードをパン生地にクルクル巻いて成形しました。
グローブ型の定番のクリームパンもいいですが、折り込むとまた違った味わいと食感を楽しめます。層になってるので剥がしながら食べるのも楽しいですよー
この記事のもくじ
カスタードクリーム折り込みパンの材料
直径9cmのパン6個分の材料になります。
折り込みシート
- 卵黄 2個
- 砂糖 45g
- コーンスターチ 5g
- 強力粉 15g
- 牛乳 80g
- 無塩バター 10g
- バニラオイル 少々
パン生地
- 強力粉 200g
- 砂糖 20g
- 塩 3g
- ドライイースト 3g
- 牛乳 150g
- 無塩バター 25g
折り込みシートはレンジでつくるレシピが多いですが、今回は鍋で作りました。
閉じ目が開かないように、直径9cmのセルクルを型にして焼いています。無くても大丈夫ですし、セルクルの代わりにペットカップを使ってもOKです。
カスタードクリーム折り込みパンの作り方
折り込みシートをつくり、パン生地を捏ねて折り込んでいくため、発酵時間を含めると完成まで3~4時間はかかります。
- 折り込みシートを作り冷やしておく
- 生地を捏ねる
- 一次発酵
- カスタードクリームを折り込み、成型する
- 二次発酵
- 焼成
折り込みの工程は、生地を伸ばして折りたたむ作業を3回行います。途中、生地が伸びにくくなると思うので、15分ぐらい生地を休ませながら行う必要があります。
折り込んだ生地のカットは、糸を使うと断面をキレイに切ることができます。糸がない場合は、よく切れる包丁でカットしましょう。
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1、ボウルに卵黄と砂糖を入れます。
2、もったり白っぽくなるまで、しっかり混ぜます。
3、強力粉とコーンスターチを振るい入れます。
4、粉っぽさがなくなるまで混ぜます。
5、牛乳を2回に分けて注ぎ入れます。
6、よく混ぜます。
7、鍋に移し替えます。
8、中火にかけて、焦げないように混ぜ続けます。
9、次第に固まってきます。
10、全体がねっとりするまで固まったら、火を消しバニラオイルと無塩バターを加えます。
11、ひと固まりになるまで、ゴムベラでよく混ぜ合わせます。
12、ラップの上に取り出し、13×13cmぐらいの四角形に整えます。
13、冷蔵庫で冷やしておきます。
14、ボウルに強力粉、砂糖、塩、ドライイーストを入れます。
15、牛乳を注ぎ入れます。
16、ゴムベラで、ひと固まりになるまで混ぜます。
17、生地を台の 取り出し、本格的に捏ねていきます。
18、表面が滑らかになるまでしっかり捏ねます。
19、無塩バターを加えます。
20、バターを馴染ませるように、捏ねていきます。
21、再度、表面がつるんと滑らかになるまで捏ねます。
22、ボウルに入れ、乾燥しないようにラップをして、2倍に膨らむまで一次発酵させます。
23、一次発酵が終わった生地がこちらです。
24、台に取り出し、やさしくガスを抜きながら丸めます。
25、ベンチタイム15分とります。
26、打ち粉をして、麺棒で生地を伸ばしていきます。
27、15×25cmぐらいの大きさに伸ばしたら、冷やしておいたカスタードクリームのシートを真ん中に乗せます。
28、上下から生地を折り、中央で閉じます。
29、両サイドもしっかり閉じます。
30、麺棒で生地を押すようにしながら、長さ40cmぐらいまで伸ばします。
31、三つ折りにします。
32、生地を90℃回転させます。
33、もう一度、長さ40cmぐらいまで伸ばし、三つ折りにして90℃回転させます。途中、生地が伸びにくくなってきたら、10分ぐらい休ませてください。
34、生地を20×40cmほどの大きさに伸ばします。
35、端から生地をクルクルと巻いていきます。
36、両端を切り落とします。(味見用)
37、6等分します。糸で切ると、断面がキレイに切れます。よく切れる包丁でも大丈夫です。
38、天板に乗せます。直径9cmぐらいのセルクルに入れると、巻き終わりが剥がれずキレイに仕上がります。ペットカップやアルミカップでも代用可です。
39、30~40分ぐらい二次発酵させます。
40、二次発酵が終わった生地がこちらです。
41、刷毛で牛乳を塗ります。
42、190℃のオーブンで約18分焼きます。
43、焼き上がりがこちらです。
44、クーラーの上で荒熱を取ったら完成です。
実食
層になったパン生地を剥がしながら食べたり、かぶりついて口の中でほどけていく食感を楽しんだり…。2度美味しいのが、この成形でつくった折り込みパンの魅力だと思います。お行儀のよい食べ方ではありませんけどね。
カスタードクリームを味わうなら定番のグローブ型ですが、折り込むことでパン生地とカスタードクリームが一体になる感じがします。
作るのに手間はかかりますが、是非一度試してみてください~