クロワッサンとマフィンのハイブリッドスイーツと言われている、クラフィン(Cruffin)のレシピです。
クラフィンが話題になったのは2015年、2016年ぐらいのことで、日本ではそこまでブームにもならなかったため…、ご存じない人も少なくないと思います。
パンとしてもスイーツとしても美味しいので、作ってみてもらえると嬉しいです。
この記事のもくじ
クラフィンの材料(6個分)
パン生地
- 強力粉 120g
- 薄力粉 80g
- 砂糖 30g
- 塩 3g
- ドライイースト 3g
- 水 120g
- 無塩バター 25g
チョコレートクリーム
- チョコレート 40g
- ココアパウダー 15g
- 牛乳 300g
- グラニュー糖 50g
- 薄力粉 15g
- コーンスターチ 15g
- 無塩バター 8g
その他
- 無塩バター 40g
- 粉糖
今回はチョコレートクリームにしましたが、粉糖だけでも十分美味しいです。お好みでカスタードクリームやジャム、ヌテラなどを入れても美味しいです。
チョコレートクリームの分量は多めになっているので、少し余ると思います。余った分は食パンに塗ったり、そのまま舐めたりして消費してもらえたらと思います。
クロワッサンとマフィンのハイブリッドというだけあって、バターの量はたっぷりです。
クラフィンの作り方
二次発酵は、バターが溶けない温度で行う必要があるため、普通のパンと比べて時間がかかります。今回は二次発酵の間に、チョコレートクリームを作りました。
- 生地を捏ねる
- 一次発酵(40~50分)
- 生地を薄く伸ばしてバターを塗って巻く
- 冷蔵庫で60分ぐらい冷やす
- 成形する
- 二次発酵(90~120分)
- チョコレートクリームを作る
- 焼成
- チョコレートクリームを絞る
- 仕上げに粉糖を振る
ざっくりした工程は、こんな感じです。完成まで大体5時間ぐらいかかりますが、作業自体は普通のパン作りと変わらないです。
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1、ボウルに強力粉、薄力粉、砂糖、塩、ドライイーストを入れます。
2、水を注ぎ入れます。
3、ゴムベラでひと固まりになるまで混ぜます。
4、台の上に生地を取り出し、本格的に捏ねていきます。
5、表面がなめらかになるまで捏ねます。
6、無塩バターを加えます。
7、バターを馴染ませるように捏ねていきます。
8、再度、表面がつるんとなめらかになるまで捏ねます。
9、生地をボウルに入れ、乾燥しないようにラップをして、2倍に膨らむまで一次発酵させます。
10、一次発酵が終わった生地がこちらです。
11、台に取り出し、やさしくガスを抜きます。
12、丸めたら、生地を3等分にします。
13、生地を3つ丸めたら、濡れ布巾などを被せて、ベンチタイム15分とります。
14、麺棒で生地を長方形に伸ばしていきます。
15、なるべく薄く伸ばします。
16、無塩バターを生地全体に塗ります。
17、端から巻いていきます。
18、巻き終わったのはこんな感じです。3本とも同じように巻いていきます。
19、ラップをして冷蔵庫で1時間ぐらい冷やします。
20、包丁で生地を縦に半分に切ります。
21、切った面が表側に来るように巻いていき、巻き終わりは底に入れ込みます。
22、マフィン型に入れます。今回使用したマフィン型はWILTON ジャンボマフィンパンです。
23、ラップをして、27度前後の温度で90~120分ぐらい二次発酵させます。
24、発酵させている間にチョコレートクリームを作っていきます。チョコレートを刻みます。
25、ボウルに薄力粉、コーンスターチ、ココアパウダーを振るい入れます。
26、鍋に牛乳を入れ、沸騰直前まで温めます。
27、ボウルにグラニュー糖を加えます。
28、牛乳を3回に分けてボウルに注ぎ入れます。
29、都度よく混ぜます。
30、こちらが全ての牛乳を加えた状態です。
31、鍋に戻します。
32、中弱火にかけ、ゴムベラで混ぜながら加熱します。
33、だんだん固まってきます。
34、ホイッパーに持ち替えて、ダマができないようによく混ぜます。
35、無塩バターを加えます。
36、刻んだチョコレートを加えます。
37、なめらかになるまで、よく混ぜ合わせます。
38、バットに取り出します。
39、ぴったりラップをして、使うまで冷蔵庫で冷やしておきます。
40、二次発酵が終わった状態がこちらです。
41、190℃で予熱したオーブンに入れ、約18分焼きます。
42、焼き上がりがこちらです。
43、クーラーの上に取り出し、荒熱をとります。
44、チョコレートクリームを冷蔵庫から出し、ボウルに入れます。
45、ゴムベラで混ぜ、なめらかな状態にします。
46、絞り袋に入れます。
47、クラフィンの底に穴をあけ、チョコレートクリームを絞り入れます。
48、最後に粉糖を振るって完成です。
49、チョコレートクリームを入れた断面はこんな感じになってます。
実食
外側はサックリ、中はしっとりした食感で、バターのリッチな風味を楽しめます。チョコレートクリームも甘過ぎず、なめらかに仕上がっていて、クラフィンの生地にもよく合っていると思います。
クロワッサン×マフィンのイメージ通りに仕上がっていますが、本当はもっとクロワッサンっぽい生地にした方が本場の味に近いのかもしれません。でも、個人的にはこのぐらいのサックリ感が好みです。
粉糖だけでも十分美味しいので、生地の味を楽しみたい場合はクリーム無しでどうぞ~
クラフィンを作るのに使用した材料と道具
今回、このクラフィンのレシピで使用した具体的な商品の紹介です。もちろん、ここで紹介するものでなくても大丈夫ですが、材料や道具を買い足す際に、参考にしてもらえればと思います。