今回は、練乳ミルクちぎりパンのレシピになります。練乳をたっぷり使うことで、ミルキーなやさしい甘さと、超しっとり食感が魅力です。
練乳は入っていますが、甘さは控えめ。菓子パンのような甘さではありません。
焼き色は薄めにして、練乳ミルクっぽい仕上がりにしてみました。練乳特有のミルキーな風味と、ほんのりした甘さ。しっとり柔らかな食感を楽しんで下さいー
この記事のもくじ
練乳ミルクちぎりパンの材料
- 強力粉 250g
- 砂糖 40g
- 練乳 25g
- 塩 3g
- ドライイースト 4g
- 牛乳 180g
- 無塩バター 20g
今回、強力粉は「春よ恋」を使用。糖分の多い配合なので、ドライイーストは耐糖性の金サフを使用しました。普通の赤サフでも作れますが、耐糖性のドライイーストを使った方が失敗しにくくなります。
練乳ミルクちぎりパンの作り方
練乳ミルクちぎりパンの作り方の手順は、ざっくり以下のようになります。
- 材料の計量(5分)
- 生地を捏ねる(20分)
- 一次発酵(約50分)
- 生地を16分割して成型する(20分)
- 二次発酵(約40分)
- 生地に粉を振るう(5分)
- 焼成(20分)
発酵時間を入れると、大体2時間30分ぐらい。作業する時間は大体1時間ぐらいだと思います。
練乳がたっぷり入るので、どうしても生地がベタつきます。それでも、しっかり捏ねていくと、次第に手につかなくなってくるので、根気よく捏ねていきましょう。
今回16分割しましたが、大きめが好みの方は9分割で作っても大丈夫です。
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1、ボールに強力粉、砂糖、練乳、塩、ドライイーストを入れます。
2、牛乳を注ぎ入れます。
3、ゴムベラでひとまとまりになるまで混ぜます。
4、まとまったら台に出して、本格的に捏ねていきます。
5、練乳が入っていることもあり、捏ね始めはベタつきます。
6、根気よく捏ねていくと、次第にまとまってきます。
7、表面がつるんと滑らかになったら、バターを混ぜ込んでいきます。
8、バターが馴染むように、しっかり捏ねていきます。
9、再度、表面つるんと滑らかになるまで捏ねます。
10、ボールに入れ、乾燥しないようにラップをして、約2倍の大きさになるまで一次発酵させます。
11、発酵が終わった生地がこちらです。
12、台に上に取り出し、ガスを抜くようにやさしく捏ねて丸めます。
13、16分割します。
14、生地を丸めます。
15、濡れ布巾を被せて、ベンチタイム15分とります。
16、もう一度丸め直します。
17、型に並べていきます。
18、16個全て型に入れたら、30~40分二次発酵させます。
19、二次発酵が終わった生地がこちらです。
20、仕上げ粉(分量外の強力粉)を振りかけます。
21、150℃で約20分焼きます。今回は薄っすら色づく程度の焼き加減に調整しています。
22、焼き上がりがこちらです。
23、クーラーの上で荒熱を取って完成です。
実食
きめ細かくて、驚くほどしっとり柔らか。練乳とミルクのやさしい甘さで、何もつけずとも十分に美味しくいただけます。練乳のおかげで翌日までしっとり。
たっぷり練乳を使っているで、結構甘いのかなと思われるかもしれませんが、甘さは控えめ。ちぎっては口に運び。またちぎってはモグモグしてると、16分割したのもあっという間です。
今回は生地のしっとりふわふわ感を重視して、なかに何も入れていませんが、クリームなどを包んでももちろん美味しいです。
練乳のミルキーなやさしい甘さを、ちぎりパンで楽しんでみて下さいー